先週からイタリア行きの準備で忙しくしていました。パンフレットの製作から、ホームページの手直し、新しい香水の製作など、やる事が沢山ありバタバタしておりました。
今回は、DI SERのホームページにフランス語も追加しましたので、その手直しやスペルチェックで、目がショボショボしています。
畑の西洋ノコギリ草/ ヤロー
この仕事を始めてから、文章を書く機会がずいぶん増えました。元々、文字を書くのは得意ではないのですが、レポートや実験データー、原稿依頼など、やらなければならない仕事をこなしているうちに、何とか形になってきました。
ガクアジサイ 積丹半島
何とか形になったと言っても、書いた文章を何度も何度も読み返し、加筆、修正を加えながら、やっと文章が出来るというレベルです。
400字詰の原稿を3、4枚書くだけで、1000回以上の「読み直し」「書き直し」を繰り返すと思います。
やっと文章が完成した時には、 「達成感」と「虚脱感」が混ざりあい、何とも言い表せない感覚が残ります。
90点以上を目指すと、日常生活が送れませんので、普段は70点以上を合格としています。
畑のバラ
現在、会社では、薬や機能性食品、化粧品、香水などを作りますが、物づくりの基本はどれも同じで、このプロセスを何度も何度も繰り返しながら、一つのものを完成させていきます。
物づくりとは、情熱を火種とした、命を燃やすような作業だと思います。
この中でも、特に文章を書く作業は苦手で、忍耐とエネルギーが必要です。
いつか、このプロセスを繰り返していたら、文章を楽に書けるようになると思っていましたが、今のところ、全く変わりがありません。笑
ロシアン セージ
しかし、これだけ文章で苦労していると、人の書いた文章を見るだけで、その人がどんな方で、どの位の情熱を持ってそれに取り組んでいるのかが、分かるようになってきました。
文章にしても、製品にしても、人の心を動かしたり、感動してもらうという事は、作り手の情熱が、そこに入っているか、入っていないかということなのだと思います。
書き方という技術も大切ですが、それ以前に情熱を持って、命を燃やし、物事に取り組んでいるかどうかが問われる時代だと思います。
今回は、フィレンツェの話しを書く予定でしたが、結局、こんな話しとなりました。
先ずはじめに、情熱を持ち、物事に取り組んでいきたいと思います。ありがとうございました。
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