むかわで、ホソバトウキの種を採取してから、札内川の上流に向かいました。次は、ミヤマトウキの調査と種の採取です。
昨年の、この時期北海道では、台風が重なり、豪雨で川が氾濫したり、道が陥没したりと被害が大きかったです。
その復興がまだ、済んでいませんでしたので、途中、林道や主要道路のいくつかは修復中でした。
札内川上流
この地域もカンラン岩と蛇紋岩から成り立っています。見た目の通り、この岩は、とても割れやすく、崩れやすいですので、トウキの調査には細心の注意が必要です。
オオバタケシマラン
トリカブト
札内川の上流に着くと、急に大粒の雨が降り出しましたので、札内川を後にし、襟裳岬へ向かいました。
山中でトウキを探し回っていると、何故北のトウキは、通常の腐葉土の土地を選ばないで、カンラン岩や花崗岩いうような厳しい生育場所を選んだのかと思うようになりました。
この理由の一つには、他の植物との生存競争が少ないということが挙げられますが、これだけの理由では無いような気がしています。
つづく
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