今年の六月からバラ畑の引越しをはじめました。畑にはバラの苗が大・中・小・特大を合わせて1800本ほどの株がありましたので、この引越しが本当に最後まで出来るかどうか、春の時点では自信がありませんでした。
特大のハマナス株は本当に大きく、掘り起こした後の穴は、お風呂として使えそうな大穴が開きます。
五月初旬の時点では、バラの移動先もまだあやふやで、決まっていた事は10月末までに、今の畑から全てのバラを移すという事だけでした。
『新しい畑 今年の五月下旬』
五月の終わりに、新しい土地の目処がつきましたので、大型重機を入れて自生していた笹やイタドリを根から掘り起こし整地しました。土の中から大きな石が、ゴロゴロ沢山でてきましたので、人力で石を避けながらの作業が大変でした。
六月の中旬からバラの開花がはじまりましたので、花を咲かせながら株を移動をさせる工夫が必要でした。午前中にバラの花の収穫を済ませ蒸留をし、午後からは小さな苗を新しい畑に移植していきます。これに加え野菜も作っていましたので、本当に密度の濃い半年間でした。
『九月下旬の新しい畑 。五月初旬と比べると草も随分生えました。』
新しい畑は、山に囲まれた静かな場所にあります。畑の両脇に綺麗な清流が二本流れていますので、その川から高低差を利用して畑に水を引いています。土壌を良くするために燕麦の種を30kgを撒き、化石ミネラルを約2トン入れましたので、バラや野菜を育てるための良い条件が揃いました。
この清流の脇には『みず』や『フキ』などの山菜も多く自生していますので、たまに少しいただいて食べさせてもらっています。綺麗な川の側に生える植物は、水分代謝に優れるため、浮腫みなどの症状に良く効きます。
今日の時点で、残りの苗は約40本ですので、来週くらいには移植が終わると思います。ほっとしています。
六月、七月に植えた苗はスッカリ根付き、花を咲かせていました。また、報告いたします。ありがとうございました。
『春ウコン』
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