昨晩 札幌に戻りました。
九州から帰ると すっかり 冷え込んでいました。 こちらは秋がはじまりました。
千葉から青ユズがとどいていましたので 今日は皆で 柚子こしょうをつくってみました。
真っ青なユズです。
青柚子
先ず ゆずの皮を擦り金でおろします。
皮を削ったあとの ゆずはこんな感じで 丸坊主です。
皮を削った柚子
次に青唐辛子の種を取り 刻みます。これは私の仕事でした。
辛味成分が強いせいか クシャミが止まりません。
青唐辛子を処理する際には 手袋とゴーグルが必要です。
この青唐辛子と麹米を乳酸発酵させたものをミキサーにかけてペースト状にします。
米麹を冷蔵庫内で半年間 乳酸発酵させたもの 甘くて美味しいです。
これの代わりに 麹米をぬるま湯で戻したものでよいですし 作りおきの塩麹でも良いです。
青唐辛子と米麹のペースト
今回の青唐辛子は 驚く程辛く
唐辛子の端を少し舐めたら 頭の天辺から汗がながれ出しました。汗をかきにくい方はこれでお茶漬けや鍋の薬味にするとよいです。代謝が良くなります。
これは凄い辛さです。
柚子の皮を擦りおろしたもの
今回は柚子の皮500gを擦りおろしたのですが 四人がかりで 一時間ほどかかりました。これは結構大変な作業です。
これに先ほどの青唐辛子-麹ペースト・塩 ・柚子果汁を混ぜて出来上がりです。
このまま 冷蔵庫で２週間ほど熟成させれば出来上がりです。 鮮やかな緑色です。柚子果汁のビタミンCがこの色合いを保ってくれます。
完成品
この柚子こしょうは 辛味と酸味が食欲を増進し代謝を促進しますので 夏の疲れた胃腸を癒すのには ちょうど良い薬味です。
また 柚子の皮には精油成分や抗酸化物質が豊富に含まれていますので 美容や抗老化食品としては最適かと思います。
米麹は甘みや旨味をプラスし 腸内細菌のバランスをとりますので 調味料としては優秀な材料だと思います。色々な料理に使ってみて下さい。
○柚子こしょう
柚子の香りと苦味
果汁の酸味
米麹の旨味と甘み
塩の緘と甘み
この薬味は 味的にも 栄養的にもバランスが良く 抗酸化効果や代謝促進作用がありますので 食べる美容液だと思います。分量を書いておきますので ご自身で是非 作られてみて下さい。この1/10の量でもよいです。
ありがとうございました。
材料
①柚子果皮 500g
②塩 90g
③米麹 250g
④柚子果汁 100g
③米麹 ..... 麹150gをぬるま湯100gにつけたもの
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