先週、ハマボウフウの細胞水と乾燥粉末を差し上げた方から電話がありました。
電話の向こうからから、治ったよ、これは凄い、凄いよ、を連発していて、興奮気味で何の話か全く分からず、ただ電話を持ちながら話しを聞いておりました。
よく話しを聞いてみると、ハマボウフウの細胞水で、「尿漏れ」が治ったとの事でしたが、尿漏れ??と言われても何の事か分からず、電話で”尿漏れ”と聞き直すほどでした。
ハマボウフウ葉
この電話をくださった方は、現在78歳の女性で、20年も前から尿漏れの症状で悩んでいたそうです。症状としては、トイレが間に合わない、立ち上がる際や冷たいものを触った時に漏れる、電話を取ったり、階段の上り下り、クシャミをしたとき、驚いた時なあらゆる場面で尿が漏れてしまい、自分ではコントロールができないと言っておられました。
尿漏れについて色々と調べてみると、この症状、結構悩まれている方が多く、年齢別 では、20代で20%、30代で31%、40代で48%、50代で46%、60代で37%、70代以上では31%の人に、症状がみられるそうです。
これでいくと、70歳くらいまでに、累計約5~6割の方が尿漏れを経験されている事になるのではないかと思います。これは他人事ではないです。
このデーターからいくと、かなり多くの人が、尿漏れで困っておられるようですが、これは”下の話し”ですので、日頃の会話の中では、あまり話題に出てこないため、一般にはあまり知られていません。
どちらにしても、この尿漏れのために、安心して遠出ができないと話されておりました。
この方は、困っていた症状が、ある時なくなっていることに気付づいたそうで、はじめは、どうして?これが治まったかが分からず考えていたそうですが、二日前からハマボウフウの生体水を飲んだと事に気づき、連絡を下さいました。
おちょこ一杯のハマボウフウ水を二日の間に三回だけ飲んで、尿漏れががぴたっと治ったと感激されておりました。
これで、また青春が戻ったと大変喜ばれていまして、これでまた恋愛ができると、はしゃいでおられました。
20年間ですから、それは嬉しかったと思います。
この効果は自分だけかと思い、同じ悩みを持っている知り合い二人に同じものをあげたところ、その二人も数回飲んで良くなったようです。
症状が改善したのが一人だけなら偶然もあるかも知れませんが、三人となると とても興味深い話しです。
この方から、なぜ? ハマボウフウの細胞水で尿漏れが改善したかの理由を調べて欲しいと頼まれたのと、私自身、おちょこ一杯を数回飲んだだけで、三人の方の症状が何で改善された事にとても興味を持ちまして、浜防風についてもう一度、調べることにしました。
ハマボウフウ根
浜防風は、前回のブログに書いたように、浜辺にはえるセリ科の植物で名前のごとく「風を防ぐ」「風邪を防ぐ」意味があります。
⚫︎根は「北沙参」と呼ばれ、解熱、鎮痛、発汗、去痰、鎮咳薬などに用いられると書かれています。
うーん
これは、尿漏れとはあまり関係がないですね。
⚫︎手足の痺れや痙攣にも効果がある。
膀胱近辺の痺れや痙攣を抑える事で尿失禁を抑える..
漢方薬では、十味排毒湯や荊防排毒散、防風通聖散、竜胆瀉肝湯などに配合されます。
○十味排毒湯や荊防排毒散はアトピー性皮膚炎、湿疹、風邪、喉の痛みなどに用いられます。
○防風通聖散は「高血圧や肥満に伴う動悸・肩こり・のぼせ・むくみ・便秘・肥満体」に効果があり。
○竜胆瀉肝湯は、利尿作用、炎症性の尿路疾患に用いられる。
うーん
利尿作用か...
これは関係があるかも
しかし、今回飲んだのは、ハマボウフウの生体水のみで、煎じ薬や漢方薬などとは違いますので、過去の経験があまり役に立ちません。
この生体水に入っていたものは、ハマボウフウの水と香り成分のみ。
○ハマボウの細胞水
○香り成分
ここまで経緯を少し整理してみると、
1, この方はハマボウフウの細胞水をおちょこ一杯を三回飲んで症状が治まった。
2, 以前からヨモギと春ウコンの細胞水は飲んでいた。
来週、出張から戻りましたら、膀胱の排尿筋や膀胱括約筋、外尿道括約筋と自律神経との関係やハマボウフウと膀胱をコントロールしている神経伝達物質との関係を調べてみたいと思っています。
このあたりに何かヒントがありそうです。
つづく
ハマボウフウ細胞水
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