ペルシャ続編

こちらはテヘラン市内のドライフルーツ店です。

アーモンド、ピスタチオ、カシューナッツ、クルミ、リンゴ、モモ、アップリコット、デーツ、イチジク、 レーズンなどが山積みで売られています。

アーモンドと言っても大きさ、種類、品質で価格がそれぞれ異なります。100gから計り売りをしてくれます。

品質の良いアーモンド1kgで500円くらいです。

アプリコット、ピスタチオ、モモ

イランは年間降水量が200~300mmと非常に乾燥した国ですので、ドライフルーツを作るのにはとても適しています。

*カスピ海付近では雨が多く降るため、稲作のための田園風景がつづきます。日本の田んぼと全く同じで驚きました。

イランの方々は新鮮なハーブや野菜、果物、ドライフルーツなどを良く食べますが、加工食品をあまり食べません。

そのためか?アトピー性皮膚炎などのアレルギーがほとんどありません。

地元の方に、「観光で来ている日本人の肌がガサガサで 良く痒いたりしているが」あれは何んですかと良く聞かれました。

あちらではアトピー性皮膚炎は珍しいようです。

また、経済制裁のため海外からの輸入食品がほとんど無く、アメリカで有名なハンバーガーショップなどのファーストフード店もありません。

小麦畑


お米と小麦も自国での食料自給がしっかりされています。

加工された食品を少なくし、自分が住んでいる場所の近くでとれた新鮮な食べ物を食べることは、とても大切な事だと思います。

日本もイランに学ぶ点が随分あるように思いました。

これがイランでの一般的な夕食です。

写真の肉はチキンですが、これが羊や牛、魚にかわります。茹でた人参に焼いた玉ねぎ、ジャガイモ、ズッキーニ、キュウリのピクルス、ナス、ライム、そしてスープとサラダ、サフランライスがつきます。

とても美味しいです。

*イランの方は宗教上、アルコールと豚肉は口にしません。

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