スイス 香りの旅②

DI SERの香水は、二年前のクリスマスシーズンからスイス・クールでの販売が始まりました。

今回は、スイスでのお客さんも増えて来たということで、香りに興味のある客さんに集まってもらい、「調香の基礎」や「香り」についてゲーム形式で楽しみました。

デザイナーの方や彫刻を彫っている方、ライターの方など多くの方が集まってくれました。

先ず、調香(香りを作る)で一番大切なことは、香水の元となる原料の香りを正確に覚えることです。その為に、一つ一つの香りを嗅ぎながら、それを用紙に表現していきます。

香りは目に見えませんので、色や味、情景など、何でもかまいませんので、自分が感じたことを紙に落としていきます。

この作業は慣れないとなかなか難しいですが、何回もこなしていくうちに、自分の感じたものを上手く表現できるようになります。

これができるようになると、これにはあの香り、あれにはこの香りと、自由自在に香りを使えるようになってきます。これが調香の基礎となります。

今回は、スイスで集まってくれた方たちと一緒に香りを表現したり、香りを当てるゲームをしたりと楽しみました。

また、玉露を飲んだり、香道をしたりと、日本文化にも触れてもらいました。短い期間でしたが楽しい旅となりました。また、機会があれば、何処でお会いできたら良いです。

ありがとうございました。

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