シラカバ樹液

今日は朝から天気が良く、小春日和でしたのでシラカバの樹液を取りに畑まで行ってきました。

畑に行くまでは天気が良かったのですが、畑についた途端に、ブリザードのような風が吹き出しまして、セット中は寒さで手が動かなくなりましたが、終わる頃には、もとの小春日和に戻りました。笑笑

シラカバから樹液を貰うためには、いくつかのルールがあります。

①幹に大きな穴を開けない 。NO8の径のドリルを使います。

②穴を開ける際に、4度くらいの傾斜を付け、深さは6cmくらいにします。

③採取期間、北海道ですと3月の一カ月間のみとなります。 

これらは、シラカバの木を守るための大切なルールです。

4度くらいの傾斜を付けないと、採取した後に樹液が幹の中に残ってしまい木が腐ってしまいますし、ドリルの穴が大き過ぎるとシラカバが自分で傷を修復出来なくなります。

樹木の選び方から穴を開ける場所、カビの有る無し、日中の気温、樹液の味、色など、良いものを得るためには、さまざまな要素が必要です。

 

これらは、カナダでメープルシロップを作る方から教えて貰った手法です。

彼らが言うには、楓も白樺も同じだそうで、白樺樹液からも甘いシロップが作れるといっておりました。

北海道にも楓の木が多くありますので、採取した樹液を減圧蒸留して、非加熱のメープルシロップを作って見ようかと思っています。 

500Lくらいの樹液を採取すれば、12kgくらいのメープルシロップが作れますので、自分たちが食べるには十分な量です。

先月は、減圧蒸留法を利用して、サトウキビジュースから、非加熱の砂糖を作って見ました。出来上がった砂糖はサラサラしており、クリーム色を持った優しい味をしておりました。和三盆のような砂糖でした。

非加熱 キビ砂糖

海水からも、非加熱で塩を作ってみましたが、口に含むと温かい感じがしました。良質な塩と砂糖があれば、料理が根本から変わるかもしれません。医食同源・癒やしです。

また、報告いたします。ありがとうございました。

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