イタリア・フィレンツェ

今日は、朝早くから畑のバラを集めて香水のイメージ写真を撮っていました。今年の9月にイタリア・フィレンツェで開催される香水展示会に合わせて、DI SER(ディセル)のブランディングを仕直しています。

 「畑のバラで装飾した写真」


朝早くからクリエイディブディレクター、グラフィックデザイナー、ウェブデザイナー、カメラ、フラワーデザイナー、アートディレクターと蒼々たるメンバーが畑に集まりました。今回、集まっていただいたメンバーの技量は、札幌でもピカイチだと思います。

この香水の展示会は、''FRAGRANZE''と呼ばれ、''ニッチフレグランス''としては一番名の知れた香水ショーです。今年、九月に世界各国のフレグランスメーカーがイタリア・フィレンツェに集まります。

格式が高い展示会で、これにエントリーするには、まず審査にパスしなければなりません。 今回の審査では、6種類の香水サンプルと申請書類を主催者側に送り、参加が認められました。

http://blog.pittimmagine.com/newsletters/fr14/fragranze14e.html

ニッチ「Nicchi」という言葉は、イタリアではニッキア「Nicchia」と呼ばれ、「大切なもの」「希少価値のあるもの」という意味があります。香水の分野では「ニッチフレグランス」、「ニッキアフレグランス」とされます。

いま、この「ニッチフレグランス」がイタリアをはじめとして、世界に広まろうとしています。

 

ニッチフレグランスとは、多額の宣伝費をかけて大量に生産・販売されるフレグランスとは違う高品質のフレグランスのことで、今これらを求める人が世界中に増えつつあります。

■ニッチフレグランスである条件

1、天然香料を使用したブランドであること。

2、製造元が大量生産、大量販売をむやみに行なわず、ブランド価値を大切に守っていること。

3、販売元と製造元とが連携し合い、大切に守るべきブランドだと認識していること。

4、大量生産、大量販売、大量広告を行わず、品質の高い製品を維持しているブランドであること。

などの条件が上げられます。

イタリアでは、香水の紹介に合わせて、日本の素晴らしさ、香道をはじめとした日本の伝統文化を紹介できればと思っています。

今回のメンバーとは、''日本''や''日本人''について良く話しますが、日本人の持つ感性や世界観、技術力は世界でもまれで、こういったものを多くの人に知ってもらう価値があると。

今年秋のイタリア・フィレンツェには、世界中から洗練された方々が集まりますので、日本を伝えるには最適な場所です。本当に楽しみです。ありがとうございました。

0コメント

  • 1000 / 1000