ダマスクローズ

昨日、畑のダマスクローズの花がやっと咲きました。すこし小ぶりの花姿で、とても繊細なバラです。香りはハマナスに似ています。

  『ダマスクローズ』

毎朝、6時前から花を摘み出し、摘み終わるのが9時くらいですので、花摘みには約3時間ほどかかります。

下の写真が収穫後のハマナス花です。花色は赤というより、マゼンダに近い色です。

普通、バラ摘みと言うと女性がする仕事ですが、ここでは、毎朝、男3人でこの作業をこなしています。笑  

たまに、お店に来られる女性のお客さんが手伝いにきてくれますが、この花摘みは結構な重労働で、畑を上がったり、下ったり、横に移動したりと、重い花かごを持ったまま動きますので、見た目よりきつい仕事です。

ブルガリアなどのバラの産地でも、朝早くから女性達がバラを摘みますが、バラの集荷や蒸留など力仕事が多いので、裏方の男性がいないと成り立ちません。札幌では、表も裏も男性ですが。

ハマナス黄色八重


上の写真がハマナスの黄色八重です。これも今週中くらいから咲き出しました。香りはハマナス赤と同じですが、花は柔らかく繊細です。

下の写真は、ハマナスの赤と白が混ざって咲いた株で、紅白で縁起が良いなと思っていたら、ただ赤と白の株を一緒に植えていたようです。笑

この花を持ち帰り直ぐに蒸留を始めます。35℃くらいでゆっくり蒸留をしますので、蒸留が終わるまで半日くらいの時間を要します。

下の写真がハマナスの花から減圧蒸留により得られた細胞水です。無色透明ですが、花の細胞から抽出した水ですので、香りはハマナスそのものの香りです。

この水は表面張力が低く、活性が高いので、スタッフの話しによると、肌への浸透が良く、最初の一週間は塗っても、塗っても肌がバラの水を吸収し、普段出てこない毛穴の汚れも出てくると言っていました。

ありがとうございました。

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