昨日 四国・高知から青柚子が届きました。
こういう荷物は開けるのが楽しみです。
青柚子 四国
早速 箱を開け 香りを嗅いでみると 爽やかな柚子の香りでしたが まだ 実が若いせいか少し”青臭い”感じもします。
この時期 柚子は他の実を大きくするために, 木から間引かれ落とされます。
この柚子の一部は ”柚子こしょう”の原料とさして利用されますが それ以外はそのまま捨てられてしまいます。
もったいないです。
今回は これを材料にして化粧品や食品に利用できればという事で送ってもらいました。
日本では未熟の事を”青い”と表現します。
上の写真のように 色は緑ですが 何故か日本では青柚子と表現します。
信号機の緑色も青と表現しますし 若い人や技術が未熟な人のことも ”まだ青い”という言葉を使い表現します。
外国の方にも良く聞かれ 何故日本人はグリーンを青と言うのかと
それは あなたの言うとおりで 見た目はグリーンだけど 日本ではこれらを青いと表現しますとしか説明しようがありません。
子供のお尻にある蒙古斑の青色のせいかもしれません。余談になりました。
柚子精油
今回は 柚子から精油と細胞水を作り 乾燥させた皮や種からフラボノイドや多糖類 脂肪酸 ビタミンEを抽出しようかなと計画しています。
それと柚子こしょうも作ってみようかとも思っています。
今日 細胞水と精油の抽出はできましたので あとは皮と種から色々なものが作れたらと思っています。
柚子
学名 Citrus junos Tanaka
科名 ミカン科
英名 YUZU
前述したように ゆずには 青柚子と黄柚子があります。これは品質の差ではなく収穫時期によるものです。
8-9月の未成熟なものが青柚子で11-12月に熟したものを黄色柚子と呼びます。ビタミンCの含有量は柑橘類のなかでもトップクラスですので美容と健康にはよいとされます。
昔から冬至の日に用いるゆず湯は、身体を温めることから一年の邪気をはらい、心身を健康にし無病息災を祈願するための行事とされます。
柚子の皮には血行を促進し、身体をあたためる成分が多く入っていますので これはあながち迷信ではないと思います。
明日からは この柚子の成分を色々と調べていきますので また報告します。
ありがとうございました。
つづく
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