昨晩, 旭川から刈りたてのラベンダーが45kg届きました。
今年初めてのラベンダーですので, ワクワクしながら, 箱を開けてみると, 新鮮なラベンダーの香りが立ち上がり, 何とも言えない気分になりました。箱の中には濃い紫色をもったラベンダーがギッシリ詰まっていました。
これが ”おかむらさき” といわれるラベンダーです。
箱の中に手を入れてみると, すでにラベンダーの発酵が始まっており, ほんのり熱くなっていました。発酵熱でラベンダーの品質が下がるとよくありませんので, 直ぐにダンボールのフタを開け, 余熱を逃しました。
おかむらさき
これは, 今年の五月のラベンダー畑の写真です。
まだ五月でしたので, ちょうど新芽が出始めた頃の写真です。
この農園のご主人が、10年前から趣味でラベンダーを育てていたようですが、このラベンダーを何かに使えないかという事で、今年から商品作りを一緒にさせていただくことになりました。
この広大な畑を手刈りで, 収穫するそうです。頭が下がります。
ラベンダー畑 5月末
今年は, 農園でいままでに見た事の無い虫が大発生して, 草という草が食べられたそうです。これが, その虫らしいです。とても動きが早いです。
ラベンダー 丘紫
Lavandula angustifolia
シソ科
おかむらさき
このラベンダーはイングリッシュラベンダーの選抜種で, 早咲きの品種です。
花は濃い紫色を持ち, 品の良い香りを持つ品種ですので, ”濃紫早咲”とも呼ばれます。
ラベンダーの生育には, 北海道の気候がとても適しているため, 全道でラベンダー栽培が広く行われるようになりました。
➡︎心身への効果
ラベンダー精油は, 自律神経のバランスを調整する作用から, ストレスや不安を緩和し, 安眠効果があるとされます。
以前, ひゃっくりが4日間止まらない方に, ラベンダー精油を貸してあげたところ, 一回でひゃっくりが止まり, とても感謝されたことがあります。その晩に, お風呂に入れて入ったそうです。
➡︎消炎、鎮痛作用
炎症や痛みを抑える消炎鎮痛作用や免疫調整作用があることから, 頭痛や筋肉痛、生理痛などの痛みを緩和したり, 風邪や感染症などの予防に役立つとされます。
また, 抗炎症作用や細胞再生作用に優れることから, 火傷や傷の回復にも良く効きます。
あらゆる肌質に合うとされ, スキンケアやヘアケアに幅広く使わています。
明日は、朝からラベンダーの細胞水と精油の分析をするのと, 余市からサクランボも届きますので, 忙しくなりそうです。
先ずサクランボを蒸留し, 得られた細胞水をサクランボの保存液にして, サクランボの瓶詰めを作る予定です。おそらく, 細胞水に守られたサクランボは腐らないと思います。楽しみです。
つづく
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