今日の札幌は気温が18℃と初夏のようです。農園では、雪解けが進み、すっかり雪が無くなりました。
今朝は、農園の森で白樺樹液の採取とバラの様子を見てきました。
今週初めから、白樺が急に樹液を出しはじめ、八本の木から、一日で40〜60Lほどの樹液がとれます。
樹液が採れるのは良いのですが、一日40Lとなると、それを保存しておく冷蔵庫も一杯となります。
樹液のフィルター濾過
ラボに運ばれた樹液は、その日の内にフィルターで濾過され、綺麗になった状態で冷蔵庫に保管されます。この時期は、化粧品などに使用する樹液を一年分、確保しなければなりませんので大忙しです。
白樺樹液は、アミノ酸や糖、抗酸化物質が豊富ですので、飲むと元気も出ますし、保湿効果にも優れます。飲んでも、付けても良いです。
140リッターほどの白樺樹液
今年は、あまりにも多くの量が取れましたので、この樹液を濃縮して白樺シロップを作りました。
下の写真は10倍濃縮した白樺樹液です。30℃の低温で真空濃縮していきますので、味や香り、色の変化が殆どありません。
甘く、優しい味がします。
自然の甘さとは、こんなに「優しい」ものかと感心させられます。
落ち葉の下から芽を出した当帰
白樺樹液をご馳走していますので、近くに来られましたら、是非、お立ち寄り下さい。ありがとうございました。
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